
複雑ペア回線、名義変更
ドコモから楽天モバイルに切り替えるにあたり、MNP(Mobile Number Portability)の予約番号を取得するときにハードルが高いのが、ペア回線と名義変更でした。私の家族は3名がドコモと契約していて、固定電話もドコモ光電話で契約していました。主契約は私自身。2年縛りから解放されるタイミングで私だけ楽天モバイルに切り替えましたが、151番での電話手続きが非常にややこしく感じたので同じようにスマホの契約を切り替えるファミリーのために、予備知識としてまとめておきます。
ドコモ光電話のペア回線と名義変更
ドコモ光のペア回線とは、NTTドコモの携帯電話と光回線「ドコモ光」がセットになった回線契約のことで、家族でドコモを契約している場合、主契約の方の電話番号と契約を結んだことになっているようです。注意点は、主契約者(人)ではなく、あくまで主契約者の電話番号と結びつけられた契約のようです。主契約者がドコモの使用料金を支払っていても、主契約者の電話番号がドコモから他のキャリアーへ移ってしまうと、残された家族の電話番号に切り替えが必要になります。
主契約が変わりドコモへ支払う料金が下がると、ペア回線による割引も減ります。たとえば、家族向けのシェアパックだと、毎月の光回線・携帯電話の月額料金が最大3,500円だったのが、奥さんの個人向けのデータパックになり最大1,100円割引まで減りました。契約形態によって、金額は変動するのでドコモから切り替える前に、ドコモショップで確認されたほうがよいと思います。
151で確認するのはやめたほうが良いです。私は手続きで690円も電話料金がかかってしましました。ちなみに、ドコモの電話窓口の案内ではこのように書かれていました。
携帯電話からは10円/20秒、固定電話からは10円/分(一部IP電話を除く)の通話料がかかります。
ドコモ:お電話窓口のご案内
更にわからないのが名義変更。ドコモの料金支払いは自分なのに、奥さんの電話番号が主契約になり、ドコモ光の名義も奥さんにしなけらばならないそうです。
なんかおかしくないか?
実際にお金を払っているのは自分なのに、主契約は奥さんになるのか?
それに伴い手続きが必要になります。これを151の電話オペレータとやり取りすると、ドコモ携帯電話の担当者とドコモ光の担当者間でたらい回し。けっきょく合計1時間ほどかかってもらちが明かず、行きつけのドコモショップに行きました。
申し訳ないが解約はドコモショップが早い
ドコモショップは予約して行けるところが多いと思います。予約番号さえ取れれば、ドコモショップで複雑なドコモ光の名義変更、ペア回線の変更など簡単に短時間で行えます。ショップの方はとっても親切です。契約解除するのに親切に説明もしてくださいました。MNPをスムーズに行うためにと151に電話してMNP予約番号をとろうと思ったのが間違いでした。
自分のスマホだけの方ならそれが一番早いのでしょうが、ファミリーで契約していてさらにドコモ光を契約されている方は、ドコモショップへ行きましょう!
151のオペレータの応対にイライラすることなく、電話をつないだまま課金され1時間も待たされることなく、契約解除ができますよ。
私の場合、MNPの料金プラス690円もかかりましたので。
奥さんと娘の契約が切れる日が楽しみです。楽天モバイルに切り替えます。