
扇風機DCか!
2017年、10年以上使い続けた我が家の扇風機が異音を発し、音が徐々に大きくなっていった。
しばらくほおっておいたが、秋に買い替えを決断。
粗大ごみとして我が家を旅立った。
ということで、2018年夏が始まる前に扇風機選びを始めなくては。
家電量販店のJoshinへ行くと、大きく3種類の扇風機が展示されていた。
1つ目は昔ながらの扇風機。
これは交流型のACタイプと言うらしい。
2つ目はACに対し直流のDCタイプ。
3つ目は立型のFANで見た目、今までの扇風機のイメージとは違う。
スリム扇風機というのか?
これらの中から我が家に合ったものを選びたいと思います。
ACかDCか?
Joshinで展示品を見てみましたが、スリム扇風機は風量が少なく、可動範囲が狭そうなので主にリビングで使う目的としては却下。
残るはACかDCの従来型の扇風機。
それぞれの特徴をちょっとだけ解説します。
具体的に比較するために、三菱電機の扇風機で比較しました。
PanasonicはDCと比較できるスペックが公開されていなかったので、ACのスペックと比較できる三菱電機を選びました。
ACタイプはR30J-HRV、DCタイプはR30J-DVです。
AC | DC | |
消費電力 強にしたとき | 31W | 15W |
価格 | 10,692 | 26,698 |
静音性 最大運転音 | 36dB | 30dB |
静音性 最低運転音 | しずか風17.5dB | サイレント風12dB |
風量切替え | 3段階 | 7段階 |
※価格は2018/5/28現在のamazon価格
改めて比較してみると大差ないように思ってしまいます。
価格と風量切替え段階数以外はさほど変わりがないように思えます。
電気代は月に百円か二百円だし、音だって夜に食洗機回していても寝れるんだからあまり気になりません。
価格に差がでるほど風量切り替えが重要なのかが次のポイントになります。
DC の風は高原の風?
次は風の質の比較です。
藤山哲人さんの実践家電ラボの実験結果を参考にさせていただきました。
どうやらDCは机の上の書類が飛ばないくらいのそよ風を送り出すことができるようです。
各社高原でふくそよ風が涼しいのをイメージしている?
夏場暑いときにエアコンをつけて、冷たい空気を滞留させたいときには極弱いまさにそよ風が漂ってくれるのが一番気持ちよさそうです。
DCモーターはごく弱い風を作り出すのが得意なのですね。
寝るときにもこのそよ風が吹いていると体にやしいこと間違いなし。
やはり買いはDCモーターですね。
我が家に必要な扇風機の機能
そよ風、静かさ、低電力。
どこのメーカーも似たり寄ったり。

我が家で求めている扇風機の機能ってなんだろう?
マンション暮らしで夏場はエアコンがメイン。
寝るときにはエアコンかけっぱなしは体がだるくなるので、扇風機のタイマーが必需品になります。
今までの扇風機の問題点
どうしても納得いかなかったのがおやすみタイマー。
夜中に扇風機がまわっているときにはいいのですが、朝方気温が下がるので2~3時間後にはOFFするようにセットしています。
予想に反して気温が下がらないときには暑くて目が覚めます。
我が家のポイントはこれだ!
温度を計測して風量を調整してくれる機能が欲しい。
各社の機能を調査しているとありました。
温度センサー付きの扇風機
室温を検知してくれる扇風機がありました。
Panasonicと日立です。
どちらも温度センサーが内蔵されていて、温度によって風量を調性してくれます。
特にPanasonicはおやすみモードといっしょに使えば、寝ているときにも暑くもなく、寒くもなく快適に過ごせそうです。

首振り性能
ほぼPanasonicに決まりつつありますが、同じPanasonicでも上位機種と廉価版とどちらを選ぶか?
ちなみに廉価版のF-CR338-Cは1万円台。
その上位機種のF-CR339-Nは3万円に迫るお値段となっています。
大きな違いは首振りの角度。
F-CR338-Cは従来の扇風機同様、左右の首振りのみ。
それに対してF-CR339-Nは立体首振り機能がついていて、上下左右、ひねりをくわえてヘッドをグルグル回します。
部屋の空気を拡散させるのにぴったりの機能です。
これだけでは倍の値段の価値は...?
もう少し決め手が欲しいところです。
デザイン
F-CR338-Cのデザインそんなに悪くないと思いますが、奥さんは今一つ。

確かにF-CR339-N比べると見劣りするかも。
F-CR339-Nは真ん中の柱のところにLEDランプとかついていて遠くから見やすいですね。
それで台座のところがスッキリしてます。
まあ、一番すっきりしてるのは、バルミューダなんですけどね。

収納
前使ってたPanasonicの扇風機もそうでしたが、梱包している箱にコンパクトにしまえる設計になっているようです。

この考え方は 10年前から変わってませんね。
マンションのように狭い空間で生活するのには必須の条件かもしれません。
もっとも、最近では寒い時期にもエアコンの 暖気を部屋中に拡散するために使い、一年中扇風機をしまわない人も多くなって来ました。
我が家の扇風機の存在価値
はたして扇風機に3万円近くもつぎ込む必要があるのか?
改めて考えてみます。
デザインについては自己満足の世界か?
そんなに我が家にお客さんが来るわけではないので。
立体首振りは必要か?
扇風機を使うときはだいたいエアコンをつけないがちょっと暑いとき。
直接人に風が当たるようにします。
立体首振りもいらんな〜
本当に欲しいのは寝ているときの温度に応じた風量の調整。
快適な睡眠を得るための機能なんですね〜
この記事をまとめていてだんだん本質的なことが、分ってきました。
私の結論、PanasonicのF-CR338-Cです。
上位機種の半分くらいで買えます。安くなった分は、長女の寝室にもう一台扇風機を買うことにするか?この結論、奥さんに覆されるかもしれませんが…