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社員証が落ちている警察に届けねば

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落とし物の手続きは簡単

土曜日に娘の学校があったので、散歩がてら駅まで歩いている途中に、なんか落ちている。パッと見なんかセキュリティー事故になりかねないような代物に見えます。悪用されると落とした人が困るもののようだ。

写真の右下当たりです。

定期入れに何か入っているのでしょう。いったんは、そのままにして駅まで歩いて行きましたが、娘と歩いて駅まで10分、帰りも数分くらいずっと気になっていました。

そして、同じところを通るとまだ同じ場所にありました。

...

これは警察に届けるしかない。

目次

交番って郵便局よりも少ない?

はて、近くに交番や駐在、警察署などあったか?

google mapで探してみると、どこも落とし物を拾った場所から遠い。車を出して持っていくしかないな~。ちなみに、落とし物を拾ったのはここ10年で3回目。

1回目は私が勤める同じ系列会社の社員証で、自分の会社の総務の人に預けました。

2回目はスマートフォンでしたが、近くに交番がないので電車代を払って最寄りの交番まで持っていきました。

今回が3回目、社員証を無くすとそれぞれの会社で違うと思いますが、セキュリティーの事故だと騒ぎ立てられて大変だと思い、車で警察まで届けることにしました。

身近な存在としてのイメージが強い交番でしたが、ネットで調べてみると2014年時点で14,273箇所。兵庫県はなんと全国で3番目に数が多い747カ所もあるのに、歩いて行けるところにありません。ちなみに、郵便局は2018/7/31時点で警察よりも1.5倍ほどの20,048カ所もあります。

まあ、めったに落とし物など拾うことはないので、そんなに数はなくても良いかとは思いますが、落とし物を届けるのに車や、電車を使わないと届けられないのはちょっと面倒です。

大人は良いかもしれませんが、小学生が拾ったらどうするのでしょうかね~?

近くの大人の人にたのむのかな?

雨でぬれた落とし物をビニール袋に入れて、警察署に持っていきました。

落とし物の事務手続きはアナログ

警察署に入っていくと、窓口と事務所が一体となったちょっと古めのオフィスでした。

落とし物を届けに来ました。

というと、対面のカウンターに座るように案内され、ベテランの係の方から状況についての聞き取りが始まりました。聞き取りの内容は、拾得物件預り書という用紙に従って行われました。予想通りでしたが、いまだに聞き取った内容を紙に書いていくのですね。

ここらへん、まだまだアナログ的ですね。記載した内容が検索できるようにデータベース化すると便利だと思うのですが。きっとこの用紙を見ながら職員の方がパソコンに打ち直すんでしょうね~。

事務所の奥のほうでは、電話で現場とお話をしている会話の内容が聞こえてきます。

身柄確保…

ドラマでよく聞く言葉です。同じ事務所内で事件や事故、落とし物までいろいろな仕事をされていて、想像以上に大変だということがわかりました。

ちょっと困った書類の文字の大きさ

この用紙の文字の大きさ、若い方はまったく問題なく読めるのだと思いますが、視力のシニア化が進んできているせいで良く見えません。ベテランの係の方はリーディンググラスをかけておられました。

で、私はというと、とりあえず車で来たのでリーディンググラスなど持ち合わせているわけはありません。警察署には市役所などでよく見かけるような、申請書を記入するためにテーブルに置かれているリーディンググラスも無く...

裸眼で小さい文字を文書の流れから想像しながら見ていました。

やはり、とっさの時に文字が見えないのは困りますね。ちょっとした拡大鏡があればよいのですが...

ちなみに後で調べてわかったのですが、拾得者には、遺失者に対し、費用(交番などに届け出をするための交通費など)と物の価格の100分の5以上、100分の20以下に相当する額の報労金を請求する権利があるそうです。

知りませんでした、交通費は請求できるのですね。また、警視庁のホームページにも以下の内容がかかれていました。

また、落とし物、忘れ物を探せる期間は3か月だそうです。(遺失物法 平成19年12月10日施行)

落とし主がわからない、又は取りに来なかった落とし物が、拾い主のものになる期間は3か月です。
警察での保管期間、落とし主が落とし物などを探せる期間も3か月です。

拾い主による落とし物の引取り期間は権利が発生してから2か月間です。
警察から落とし物の引取りについて、改めて通知はしませんので、「拾得物件預り書」や「お知らせハガキ」を大切に保管してください。

そなことは露知らず、取得物のお礼の権利放棄、返還通知不要を申し入れ、15分ほどで警察署を後にしました。おそらく、お名前も、会社名もわかっていましたので、持ち主に届いていることと思います。

世の中何かあるとすぐにセキュリティー対策が甘いだとか、再発防止さくだとかやたらと規則を作りたがるので、社員証を落としたら大変ですよ。

落とし物をしてしまった人はどうする?

街中で落としたと思った場合は警察署、電車で忘れたときは鉄道会社へ連絡されると思います。

クレジットカードならば、クレジット会社へ連絡してカードを停止するなどすぐに思いつきますが、海外で落とし物をしり、ペットが逃げ出した時にはどうすればよいか知ってますか?

こんなお悩みを解決するのが落とし物ドットコムです。

このサイトでは、落とし物の登録、検索のサービス、落とし物が見つかった時のお礼の仕方まで懇切丁寧に教えてもらえますよ。

便利なシステムも世の中にはあるようですが、落とし物をすると探すのが大変ですし、運が悪ければキャッシュカード、クレジットカードなど悪用されます。

みなさんも落とし物には注意しましょうね。

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